バイク修理の日
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■ 96/08/13(火) □ バイク修理の日
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ハイ日本の皆さん。やっと昨日スクーターが直ってきたのだが(高速で
ドライブベルトが切れるというひどいめにあったのよ私は => AR、Mさ
ん)、気がつくとライトがつかなくなっていた。修理前は大丈夫だったの
に、がくー。ぐったりしながら二度と行きたくないと思ったバイク屋へ直
行するも、「何日か置いて行くなら直せるが、今日はだめだ。ツールも貸
せない、あれはうちのじゃなくてメカニックのだから」だと。F○CK OFF!
つまり、このバイク屋は単なるバイク転がし屋で、直すのは日雇いのメ
カなのだということだ。なんつー最低なバイク屋だろう。町じゅうでここ
しか知らなかったとはいえ、なんてところで買ってしまったのだ俺はとホ
トホト情けなくなった。
ともかくこんな奴らにこれ以上悩まされてたまるかと(ベルトも保証で
直してくれと 30 分粘って交渉したのだが、保証外でえらい修理費を取ら
れた)、自分でトライした。直せればよし、バルブだったら別の店から買
えばよし、プロの修理が必要ならもう別の店に持って行って気持ちよく直
してもらおう。
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フロントのライトカバーからはずせるものは全てはずしてチェックして
みたのだが、バルブは OK だしヒューズは全部チェックしたしはずれてる
カップラーも見つからない。どうなっとるのだと怒りつつハンドルカバー
をはずしてチェックしているうちに、ライトがピコっとついてしまった。
───あれれ、原因は不明なままだがラッキー、と思ってカバーを取り付
けようとしたら、また消えてしまった。うーむ。その辺りに問題があるの
は分かったが、どの線なのかが分からない。いったんついたんだから自分
でなんとかなると思うが、もしかするとカバーされた線の内部の問題かも
しれず、そうなるとおそらくワイヤーアッセンブリー交換で厄介だ。故障
した場所からダウンタウンまでトラックで運ぶ時にバイクの首をワイヤー
でぐるぐる巻きにしたから、あのときに痛めたんだろうか。
まあともあれ一休みしようとひとっ走りして冷たいものを飲んできたの
だが、ベルトを新品に換えたせいで前より走るのが楽しくなっている。プー
リー式クラッチの切れがよくなって引きずりがなくなった。結果アイドリ
ングが上がり過ぎるのに気付いて直したので、静かで無駄がなくなり、そ
して低中速域で自然に回転が落ちてエンブレが効くようになった。普通の
バイクみたいだ。めりはりがついて気持ちいい。
中速域の加速もぐっとよくなっている。前は知らずにクラッチがかなり
滑っていたようだ。オートマだと分かんないんだよね。うれしくてガンガ
ン走る。もう免許も本物があるからポリスもこわくねーぜ (^_^)。ライト
さえついてくれれば、故障の悲しみは忘れてもう一度このスクーターを愛
してやれるのに、ついてくれよー (;_;)。
バンクーバーは、8月になってから空気に秋の気配がときどき感じられ
るようになったけど、今日はカンカンに照っていて気持ちいい。30℃くら
いかな。まだしばらく夏を楽しめそうだ。できるだけこの暑さが続いてほ
しいよ。
しかし、夏の日射しの下で手を真っ黒にしてバイクをいじっているとい
うのは、昔とおんなじだなあと思ったよ。井の頭のアパートの駐車場で、
RZ や TZR をよくこうしていじったものだ。箱根椿ラインで RG250 のプラ
グが死んで止まってしまった時はどうしようと青くなったが、あのときは
知らない奴がプラグをくれて助けてくれたのだった。Kと日光でクラッシュ
した時は、OKOが着替えを持って東京からかけつけてくれたしね (^_^)。
バイクとサマーの思い出。
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休憩後再度トライしてどこが切れてるのかまで特定できたのだが(ハン
ドル下のワイヤー類のどこかに間違いない)、つく時とつかない時がある
のではっきり分からないというところ。うーむ。
帰ってきたMさんと友だちのLがこんな暑い日は四条(町で一番の寿司
屋)の寿司を食いたいというので、ささっと行ってピックアップしてきた。
ほんとうに町なか買物ランには強いぜ俺のスクーター。雨の秋冬のことも
考えると、下半身が濡れない(であろう)こいつはやっぱり頼りになるわ。
ライトも一応今はついてるし、まぶしい日射しの中を気持ちよく駆け抜け
て行くと、久々ににっこりと笑いたい気持ちが帰ってきたよ。
てなわけで、そいじゃまたね。フーテンの寅さんが亡くなって残念だと、
タイのKちゃんからメールがきたよ (笑)。